爪噛み癖を改善したい方、悩んでいる人はもちろん、そうでない方にも、多くの方が知らない爪の構造や役割りについて理解してもらうための爪の教育絵本です。
爪噛み癖のあるけんじ君の爪に起こることから、分りやすく爪の役割や構造を説明して、爪の大切さを伝えています。
ネイルサロンで深爪・噛み爪のお手入れをしてきて「なぜ爪噛みをしないほうが良いのか?」「爪噛みをするとどういう影響があるのか?」子どもも大人も爪噛みに理解が必要だと感じていましたが、歯磨きやトイレなどの教育絵本はあっても、爪噛みについての本は無いと思いました。
そして、絵本で爪噛み、爪の構造や役割りなどを分かりやすく解説できれば、お母さんにも子どもにもきっと役に立つはず!と思い、この「おつめのはなし」をクラウドファンディングで作りました。
作ってみると、爪噛みに関係ない方々からも「こんなこと知らなかったから、すごく勉強になったわ」と皆様に喜んでいただいております。
<子どもの爪噛み癖をなんとかしたい!>
はじめまして、中川智恵です。ダメージネイル(深爪・噛み爪)に特化したナチュールというネイルサロンを営んでいます。
子どもが好きで、昔は英語教室や、障害児教育の仕事や活動を長くしていました。現在は、エステ・深爪/噛み爪のサロン&スクールという美容業界に転身しました。
もともと困っていたり、悩んだりしている人を放っておけない性格で、自分がなんかの役に立ったり、その人が笑顔になってくれたら嬉しいと感じるため、人の役に立つ仕事が好きで、お客様のお悩みに寄り添うことをモットーとしているのですが、
今まで教育系の仕事を経て、ネイルサロンの仕事を始めてから、子どもの爪噛み癖による親子の困り感に寄り添うことができないかと思うようになり、現在は、子どもの爪癖アドバイザーとして活動し、サロンでの相談はじめ、ネイリスト・教育関係者・保護者など、どなたでも対象のセミナーなどをしております。
そして、セミナーや施術を重ねる中で、爪噛みについてもっともっと子どもにも、大人にも伝わりやすい方法はないか考えていました。
「爪噛みをしてはいけない」
「早くやめなさい」
そのように言うことは簡単ですが、人の癖を改善することは大変です。改善するための第一歩は、「まず理解すること」だと思っています。
なぜ爪噛みをしてしまうのか。
爪を噛むことのデメリット。
そもそもの爪の役割について。
「子ども、お友達、自分自身の爪噛みを改善したい。」そんな困っている、悩んでいる人のために、まずは分かりやすく理解するために、爪噛み、爪の構造や役割りについての教育絵本「おつめのはなし」を制作しました。
<子ども、大人も悩む爪噛み癖。>
爪噛み癖の人口は、表に出ていないだけで、かなりの方が癖として行なっています。子どもはストレスを感じるとその発散の方法が分らなかったり、ご家族の環境によっても、爪を噛むという行為を行います。
その癖が、年齢とともに他のストレス発散法を見つけてしなくなる場合もありますが、そのまま大人になってもずっと癖になってやめられない人も沢山いらっしゃいます。
爪噛みを続けることは、様々な悪影響があって、改善するのに時間もかかります。もちろん手を使う作業に支障をきたしますし、爪を噛むことで歯並びに影響することもあるのです。
またメンタル面にもつながりがあり、人に見られると恥ずかしく思うので自己評価の低下につながることもあります。
爪がキレイになると、手を人前に出すことが恥ずかしくなくなり、自信がつき、自己評価があがるのは皆さんが感じられることです。
また、ネイルケアは、怪我やパフォーマンスの向上につながるため、スポーツ選手のネイルケアも注目されています。スポーツで手先・足先を使う人、繊細の指の動きが求められる音楽家といった自分の力を発揮するために、いかに爪が重要かということが知られるようになり、スポーツ選手向けのネイルケア分野が業種として出来るほどになりました。
<どうすれば爪噛みは改善できるのか?>
爪噛みのケアとして、大人に対してはジェルネイルを施すなどお手入れが可能です。写真のようにジェルネイルで保護することで、ご自身の本来の爪を伸ばすようにケアしていきます。
しかし、子どもに対しては、成長途中の爪に異物をのせることが出来ません。そのため、保護者の方や周りの適切な関わりが、爪噛み癖をやめられるかどうか重要なこととなってきます。ただ注意をするだけでは、子どもの自尊心を傷つけてしまう場合があるため、まずは、爪を噛んでしまう原因を探ることが大切なのです。
<爪について絵本を通して優しく分かりやすく伝えたい。>
子どもだけでなく、大人の場合も、爪噛みの原因やどうやってやめていけるかを、サロンではお伝えしています。「なぜ爪噛みをしないほうが良いのか?」「爪噛みをするとどういう影響があるのか?」子どもも大人も爪噛みに理解が必要ですが、伝え方はとても難しいと感じています。
そんな時、私自身が、子育ての中で歯磨きやその他の習慣を教えるときに絵本をかなり活用していたことを思い出しました。歯磨きやトイレなどの教育絵本はありますが、爪噛みについての本は無いと思いました。
絵本で爪噛み、爪の構造や役割りなどを分かりやすく解説できれば、お母さんにも子どもにもきっと役に立つはず!と思い、今回「おつめのはなし」を作ることにしました。
<「おつめのはなし」が一人でも多くの親子に届くように。>
絵本の内容も大人の方も知らない、爪の構造や役割などを知れて、なぜ爪噛みをしないほうが良いのかを納得できる内容になっていて、一人でも多くの保護者とお子さんにこの絵本を読んでいただけるように願っています。
この絵本を活用することによって、爪噛みはしないほうが良い!という理由がきちんと理解できるようになり、子どもも保護者も理解した上で爪噛みを改善できるように進んでいけます。
理由を知らずに、親も怒る、子どもも怒られる、というストレスから、理由を知ることで解放されると信じています。理由を理解できると、保護者の声掛けの仕方も変わりますし、子どもも自分で理解でき、改善をお手伝いすることができるのです。
また、意外と一般の方がご存じない、爪の構造や役割りを示した内容になっていますので、大人が読んでも、「知らなかった」「爪ってこんなに大切なんだ」と言ってもらえると思います。ネイルサロンで大人向けにも活用できる内容となっていますので、ぜひサロンに一冊おいていただけると嬉しいです。
私は、長く教育の仕事にも携わってきた経験をいかし、今後、この絵本とともに子どもへの関わり方の講演会も行っています。
この絵本で親子で爪に関する知識を深めてもらうことで、子育てに困ってらっしゃるお母さまのサポート役となり、ストレスの軽減や親子関係も良いものになって、心身ともに健康な人たちを増やしてくれることを願っています。